野波麻帆写真集リスト
野波麻帆の写真集をリストにしました。また,野波麻帆のDVDが出ているときは,それもリストにしています。
表紙やパッケージの画像はリンク先にて確認してください。
野波麻帆 写真集
- 脱輪―野波麻帆写真集 (2001/06) 角川書店 画像
- 個人的には、もう少し水着姿が欲しかったです。内容的には、まずまずの出来だとおもいます。
- 野波麻帆に魅力を感じているなら、即買いでしょう。藤代冥砂の写真でとても良いです。もっと写真集を出してもいいと思うんですけど。
野波麻帆 DVD
- サマーヌード [DVD] (2004/01/01) 野波麻帆画像
- 本作は今や東宝+小学館の大作「彩恋」を監督するまでになった、飯塚健のデビュー作であるが、本作が一番勢いがあって良い。主演の野波麻帆と今井雅之、きたろう、この三人以外は素人みたいなものであり、自然光撮影の良し悪しも目立ったが、とにかくホンに勢いがあるので、全く飽きさせることがない。特に野波麻帆のキュートさは特筆もので、こんなに可愛く撮られているのは本作だけだろう。普段は助演が多いしね。加えて石垣島の風情や空気感も十二分に感じられて、お勧めである。それなのに、最近の飯塚作品はだんだん尻すぼみしてきたような・・・(笑)。若い監督、というのは全くハンデにはならない。「タイヨウのうた」の小泉監督だって同じようなものだから。それに徳永えりや関めぐみといった一級の女優たちと組んできているのに、作品ごとに質が落ちていくってのは考えものだぞ。飯塚組の最大の特徴は、本作にも見られる「たくさんの人物が色々なエピソードを作って、最後は大団円」というものだが、実のところ大団円なのは本作だけなのだ(苦笑)。ぜひ次回作は「サマーヌード」の再来と思えるものを送り出してほしい。そうしないと「フロックかな?」と思ってしまうので。本作は文句なしの星4つ進呈。
- 予想以上に楽しめました。野波さんは、普段もあんな感じなのでは?と思うほど、ハマリ役でした。ほかのキャラクターにも味があり、印象的でした。でも、近所や友だちにあんなにキャラの強い人たちがいたら、ついていけんなあと思うので、そこはやっぱり映画だと思いました。何気にたくましく生きる人たちの映画でした。
- 野波麻帆が主演と思って購入したが,あまり出番が少なくその点は残念.あさりどの二人が本作の軸になっているような感じ,彼らが印象が強く残ります.きたろう,香坂,今井らの脇が固いので,作品としては安心して観ていられます. ただ,終盤の殺生は作品として本当に必要だったのかな.そうせずにまとめられたら評価できました.
- 野波麻帆がでているから買ったんですが、おもしろかったです!笑わせてくれる所がたくさんありました!少し悲しい所もあったけど私は買って損はなかったです(^^)一回観てみて下さい!!
- 2LDK デラックス版 [DVD] (2004/01/23) 野波麻帆画像
- 二人の殺意にビビリました。女はコワイです。でも、そのネチネチが、ぱあっと吹き飛ぶのが、アクションシーン。ハニカミました。笑いました。ふつ〜なら死ぬやろ!つうか、もう死んだやろ!?でも、二人は不死身です。次から次へと予想を裏切る武器を繰り出します。そう来たか〜!なるほど、とこちらのテンションもどんどんあがり、頂点に達したとき、ぐっと胸にくる言葉…愛なのか?!と思いきや、また女たちに裏切られます。世界最強レベルの戦い!何度でも楽しめるのに、廃盤なのか?
- なかなか面白かったよ。
小さなアパートでの小さな出来事に小さくスポットライトを
当てて日常のきれっぱしみたいな映画かと思っていたら
ちょっと違った。
この映画は「可笑しさ」がいいね。
二人が触れ合ううちにお互い憎むべき相手だと知っていくと言うのもいいと思うけど。
そうしたら物語に幅が出てくると思うけど、この映画はそれをやると「可笑しさ」が
出てこなくなるかもしれない。
- 「はじめから言っとけよ」(最後まで観ればわかります。)とかなり怖い。
野波麻帆VS小池栄子が2LDKでの恐怖のバトル!!
日用品や日本刀、チェーンソーまで飛び出して殺し合いを始めます。
殺し合いを始める過程も面白いが最後のシーンは
ちょっと椿三十郎?という感じでした。
普通の怖いものに飽きた方、これはどーでしょうか?
- 前作チャイニーズ・ディナーに続く、同じ事務所に所属するタレント2人だけ(とオウムが1匹)しか登場しない密室劇。チャイニーズ・ディナーが男同士の息詰まる静かな戦いという印象で物足りなかったが、女性2人の戦いの序盤戦はかしましいほど。二人の和やかな会話とは裏腹の内心の声が見栄や底意地の悪さなど女性の負の側面を赤裸々に写し出し、シニカルな笑いを誘う。 2人の戦いは実力行使に移行し、部屋の日用品(以前住んでいたのが外人(社長の愛人?)で甲冑や古銭などの調度品がちょっとミスマッチなのも堤演出らしさを感じさせる)が凶器と化す。小池は恋愛寫眞でも似たような役を演じていたが、中盤からラストにかけて、倒されても立ち上がり襲いかかる執拗な姿は下手なホラー映画より恐ろしさを伝える。特典で説明されているが、小池がインフルエンザにかかり、多くのスタッフも罹患したが、39度の高熱を押しての演技がかえって映像に迫力を加える(野波も移されてクライマックスシーンを文字通り熱演(?)した)。 2本立て上映(北村龍平監督との競作)だったため、70分程度だが、密室劇としては適当な長さだろう。本編が短い分(?)特典が豊富で、メーキングなどでいつもの堤節(?)が笑えて楽しめる。好きな堤監督なので評価はちょっと甘いが星5とした。
- 野波麻帆演じるラナと、小池栄子演じる希美が、ささいなことから殺し合いを始める・・・怖い内容なんだけど、実は笑いもあって切なさもある。そんな作品です。限られた空間の中での闘いだから、もちろん使う武器も日常生活で使う身近なもので。だからこそとても怖いです。中には、こんな物も武器になるの?って感じのものもあり、とてもおもしろいですよ!何より二人の演技がスゴすぎます!!野波麻帆は壊れまくってるし、小池栄子はマジで怖すぎです・・・二人ともとにかく叫びます。ラストのシーンはいいですよ。主題歌がとてもいいんです。殺し合いといっても、決して残酷なものではないです。とても意味のある作品です。女の本当の姿、みたいなものがうまく表現されていて、キレた女はここまですごいのか!ってかんじです。共感できる部分もあると思います。怖さと笑いと切なさがこれ一本で堪能出来ます。とにかく見て損はないです。少しでも興味を持った方はぜひ見て下さい。
- セレぶり3 DVD-BOX I (2009/05/22) 浅見れいな画像
- 妙な番組だと思いながらも、美女3人、ジョナ、ミチコマン、グッチのそれぞれの個性に魅せられ見ているうちにオモシロくなり、金曜の夜の定番に。
セレぶり3に続いて、「モヤモヤサマーズ」と同系列の番組があってそのまま見そうになりがちでした。三人の美女が普段は見せない、妙なテンションで「謎の生物むべんべ?」、「合コンタイガー」、「ジミーヘン」などなどグルグルキマス!、「やっぱり猫が好き」の三人版な感じもして楽しめます、お勧めです。
また、セレぶりタイムスでセレブ御用達の品々の紹介があり、迷わずチェックして参考にしましょう。例えばHbGのキャメロンちゃんのいろいろとか。
- ご近所探偵 TOMOE -ディレクターズ・カット- [DVD] (2003/06/18) 野波麻帆画像
- くっだら〓ん!(笑)ホントにくだらなくて面白い(笑)これは一本と言わず、是非トリックのような1時間ドラマのシリーズ物にしてほしいところ。野波真帆のしゃべり方は最高〓!この人すごいね。
- これは他の方も書かれているようにB級作品です。しかーし、堤監督ファンにとっては絶対外せない作品です。ここまで馬鹿げたギャグを満載して作っているなんて、ある意味TRICK以上でしょう。それに野波真帆さんの演技の幅の広さ、今話題の宮藤官九郎が出演しているところなど、見逃すわけにはいきません。まだご覧になっていない方は、直ぐに入手して堤ワールドにはまりましょう!
- つまらん。これまで観た堤作品で一番ひどい。ギャグが中学生以下のとオヤジギャグばっかりだし、いい役者が揃ってるだけに演出のうざったさと脚本のあざとさばっかり目立つ。登場人物も、トモエの妹とかなんか不愉快。深夜放送で観たら笑えたかも知れないけどDVDではかなりキツい、そんな内容。
- 内容は、詳しくいえませんが、詰まり過ぎててとても満足です。IZAM最高です。(IZAMファンは見ない方がいいかも)堤ファンならDVDとして手元に持つべきです。WOWOWでしか放送されてないし。
- TVでの放送日は同じ堤監督の「池袋ウェストゲートパーク・スープの回」と1日違い。キャストなども微妙にかぶっているのだが、やはり照明関係・セット関係の予算が違いすぎるなあという感は拭い去れない。 とはいえ小ネタ満載の堤演出は低予算でも破綻することなく(ただし一箇所、ロケのスケジュールの制約のためか1シーンが見る見るうちに夜になるところはご愛嬌)サラっと見る分には水準をクリア。 戸梶圭太の原作ファンにとっても、あのマンガチックな展開は納得いくのではないだろうか。
- 愛を乞うひと [DVD] (2004/12/23) 原田美枝子画像
- 日本と台湾を舞台に、母子三代にわたる物語を巧みに織り交ぜながら、母と娘の愛憎をはっきりと浮かび上がらせた力作。過去と現代を『ゴッドファーザーPART2』のように行き来しつつ、娘は父の遺骨を探すという行為を通じて母と父の馴れ初めを知り、母を理解しようとする。母もまた、異常なまでに愛を乞うひとだったのだと。
娘はあれだけ母に執拗に虐待され、耐え切れず家出するほどの苦痛に苛まれてもなお、「髪を梳くのを褒めてもらった時嬉しかった。かわいいと言って欲しかった」と言う。DV男に殴られる女性も同じようなことを言う時がある。本当に愛されるということを知らないと、一時の優しさに救いを見出そうとするのかもしれない。
いずれにせよ、人は生まれて、まず愛されなければならない。親という、自分という存在を担保し、守ってくれる人が愛してくれなかったら、愛され方を知らないまま人は愛することを模索しなければならない。劇中母になった娘が、自分の娘に初めて手を上げた時の虚ろな表情が、今も目に焼きついている。
それにしても、修羅のような鬼母と、自分はそうはなるまいという意志がたぎった娘の二役を演じ切った原田美枝子の独壇場のような映画だった。初めのうちはあまりのギャップに、二役やってるのが気が付かないほどだった。
- 本作は平山秀幸監督の最高作にして、邦画史に燦然と輝く傑作である。戦争直後のゴタゴタから知り合った日本人女性と台湾人男性の恋。結婚と出産。そこで生を受けた照恵は、父親との死別後に母親から執拗な暴行を受ける。じっと我慢し続けた娘だが、成長して給料がもらえる身になっても、その給与袋をまるごと母親に分捕られることに堪忍袋が切れて、家を出ていく。この時点で天涯孤独になってしまうが、結婚をしてかわいい一人娘に恵まれる。しかし父親とは離婚してシングルマザーという人生は、実は嫌悪した母親と同じ道なのである。自分は娘以外から愛情を受けたことがない。唯一の理解者だった台湾人の父親の遺骨探し、というのが本作のテーマだが、とにかく脚本が凄い。演じる原田美枝子の二役も圧巻だが、人々のつながっている「はず」の絆の危うさを観客にどんどん問いかけてくる。愛情とか家族とか助け合いとかが、決して絵空事では描かれず、救いのない展開なのだが、最後は大団円で終わる持って行き方も第一級だ。野波麻帆演じる照恵の娘役も完璧であり、本当の親子のようだった。また照恵が家を出ていく大事なシーンを演じた浅川ちひろも最上の演技だった。平山組はこれ以降あまり目立った作品がないが、その差はいかに「映画的マジック」がかかっているかどうか、である。本作は映画の神様がスパイスをふったのだと思う。世界に誇れる一本です。
- 僕がこの映画を見たのが中学2年の時で正直怖くて途中で返そうかと思ったくらいだった。見終わってからも原田美枝子=怖い母親のイメージが離れません。自分が一番気に入ってるシーンは、ビデオのジャケットにもなってる髪を櫛で梳かす所が好きかな。あのシーンが本当の母親になれたのかもしれない。でも、あの当時主人公の少女時代を演じた牛島ゆうきさんの寂しげな顔が美しく感じたのは自分だけかな。あと、このサブタイトルは切ないくらいに響く。
- 戦後の混乱の中で、力強く生きていく母親は、美しくも凄惨な面を持っている。日本領時代の台湾から来日し、混乱期の日本に生きる心優しい台湾青年との愛。彼との間に生まれた娘への異常なまでの虐待。その娘が家庭を持ち、同じく娘を産み、母親という立場になって、自分自身の生育を振り返る。そして、自分のアイデンティティ(この場合は父親のお骨)を探すために、娘と台湾へ行く。
虐待を受けて育った主人公とその鬼母、原田美枝子さんの演技がすごい。
また、どんな親であっても、不思議とその子供は親を求めてしまうという普遍を、ストリーの根底にしているため、考えさせられ、心も痛む。
キャスティングもとてもいい。
- 戦後の混乱期、街娼をして生きていたある女性(この映画の主人公の母親)は暴行現場を韓国出身の心優しい男性に助けられる。二人はやがて結婚し、娘ができる。しかし、女性は娘を愛することができずに、暴力を振るう。その虐待を見かねた夫は娘をつれて家を出る。夫の病死後、女性は娘を孤児院からひきとるが、その虐待は娘が社会人になって家をとびだすまで続く。やがて成長して家庭を持ち自分の子どもが高校生になったかつての娘は、長い音信不通になっていた母親探しの旅に出かける、という話。 成長した主人公の(ひどい虐待を受けて育った)女性は、娘を大切に育てているし、娘は健康に育っている。これがこの映画の救いなのだが、これから考えるに、児童虐待は、苛酷な環境から受けるストレスのために精神面がついていけなくなってしまったなど、環境要因によるところが大きいものだと思う。だから、虐待の世代間連鎖は、自己の意思決定や意識変革があった場合ならびに外からの何らかのサポートがあった場合など理由は異なるかもしれないが、断ち切れるものだと思う。 児童虐待のテーマをまじめにしっかりと描ききった映画として、高く評価できると思う。
- U-1グランプリ CASE03『職員室』 [DVD] (2010/09/15) マギー
- DUEL-BOX<2LDK×荒神> [DVD] (2004/01/23) 野波麻帆画像
- おすすめは荒神のほうです。最初、レンタルで観たのですが監督と脚本家のコメンタリーがあまりに面白かったので買ってしまいました。お2人の絶妙なボケとツッコミのしゃべくりに何度大笑いしたことか。監督の妥協を許さないこだわりは凄いものですね。私的にはラストがくどいなあと思っていたのですがこれを聞いて納得です。本編を観てメイキングを観てコメンタリーを聞いて、また本編を観る。半日つぶせますよ。
- どちらの作品も、個人的には大好きです!もっとこの様な監督バトルが他の監督でも実現すると、楽しめるのでしょうが。今後に期待☆
- この作品は延べ10日間位で撮影したらしいですが、短納期!低予算!極僅かなセット!というハングリーな状況でこそ、龍ちゃんがポテンシャルを発揮する!好例的な作品ですね。このややショートタイプのアクション映画を撮らせたら、彼は国内でナンバー・ワンでしょう。148分という尺も理想的な長さですし、ただ60歳過ぎの映画好きには、ラストのオチは不要という声もありますが・・・、いかにも仮面ライダー世代の龍ちゃんらしいオチで、個人的にはイケテル、とおもいます。 対戦相手にロボコップが登場する時代まで生き延び、戦い続けよ荒神!という感じですね(笑)。
- 枯れオヤジ~カレセンと呼ばないで~【第1巻】 [DVD] (2009/02/27) 志賀廣太郎画像
- ドールハウス BOXセット [DVD] (2004/06/25) 松下由樹画像
- フジの『白い巨塔』の裏で世評も悪くて実際あまり面白くなかったけど結構見てた。
- 特典の「ドール達の浴衣で本音トーク」「第1話コメンタリー」ともに爆笑の連続でした。初めての試みの多かった作品を、時には自分達でもツッコミを入れつつ本当に楽しい雰囲気で作っていたんだなぁ・・と見ていて嬉しくなる内容です。オンエア当時もこういった様子をもっと知りたかったと思いました。 特にコメンタリーでの松下さん達4人のやりとりは何度聞いても楽しいです。画面には超クールな礼子さん、でも音声の松下さんは絶妙なタイミングでツッコミを入れまくり、ユーモアたっぷりに裏話を語っているというギャップも面白い。ミカ役の安達さんも同様で、笑いの絶えない話ぶりから、役柄と作品への愛情が伝わってきました。 他にも「全ダンスシーン」「スポット集」「メイキング(番宣番組を再編集したもの)」など見応えのある特典が収録されています。欲を言えばクランクアップの映像なども見たかったのですが、魅力的な登場人物たちにまた逢いたい、と願うファンにとっては嬉しい話が聞かれたこともあり、大満足の内容でした。
- 群青の夜の羽毛布 [DVD] (2003/05/21) 本上まなみ画像
- 山本文緒の、原作本から先に読んだのだが、暗くて、多少、重苦しいムードは、本も映画も同じだった。さとる役の本上まなみは、正直なところ、あまり適役ではなかったのではないか。精神を病んでいるさとるには、もう少し、違ったキャスティングの方が、映画に緊張感が出たような気がする。誰がはまり役かは、わからないのだが・・・。最後のシーンの、さとるが鉄男に、「生きていて良かった」と言う場面は、生きることって、どんなことなのか、を思い知らされるような、名場面だと思う。
- 家族というものについて、考えさせられました。見ていて辛いと思っていたのですが、最後、救われました。私は終わり方で、その映画の好き嫌いを判断してしまう傾向があるもので。玉木宏のファンなので、見たのですが、少しふっくらしてますね。かえって貴重な映像かも。鬼束ちひろの曲は、合っていてとても良かったです。
- サスペンスという事だが序盤から登場人物が薄気味悪さ全開で、いかにも何かある前兆的雰囲気と場面展開の速さや説明の無さに途中飽きたが後半の人間ドラマには大いに引き付けられた。特に人生に不安を抱えはじめる微妙な年齢の人には、それぞれに問題を抱える登場人物の誰かに共感できる部分があると思う。そして母親のキツイ言葉には要所要所でガツンとヤラれるが、心に何かしら抱えるものがある人ならば、その言葉にある意味を感じ取れると思う。更に最後の方の小日向さんのシーンには不覚にもホロッっとなり、意外といい余韻が残る作品。
- 母親からの抑圧を抱えたさとるが年下の恋人との恋を通じて癒され自立していこうとする物語で、ラストシーンも今後を象徴していてすごく良かった。本上まなみさんのさとるでの演技に素敵でした。しぐさ、歩き方、心のこもった言葉でさとるを演じていました。 藤さんは怖い母親役を完璧に演じ、恋人役の玉木宏さんもかっこよかったです。山本文緒の原作も良いですが映画の脚本もすごく良かった。特にさとるが前向きにバスにチャレンジするシーンが感動しました。心に傷を持っている主人公さとるの気持ちがすごく伝わってきて、ラストくらいから感動してきて鬼束ちひろの曲が流れて益々感動しました。
- 大学の先生がムンクの絵「思春期」の解釈を述べる:「少女の影は、子供時代の家族の庇護から離れる未来への怯えであり、不安であり、希望でもある。暗い牢獄の中で常灯を失くした人形のように...。」と、これは監督さん(「がんばっていきまっしょい」も大好き)の予告でもある。 ヒロインが図書館で見ていた絵だ。図書館は彼女にとって、唯一のシェルターだ。毛布と言えば、よく母親の過保護のメタファーとしてよく使われるが、彼女にとって、家庭はけっして安らぎの場ではありえない。こわーい母親がいるからだ。スティーブ・キングの「ミザリー」を彷彿させるような、ホラータッチだ。 その母親から彼と寝たと知らされ、クソババアと罵倒して家を飛び出す。雨の中を走って、気がつくと図書館の前。まるで母胎回帰の如く。 24才とはいえ、父親の愛人のリストカットを目の前で見せられて以来彼女の成長は止まってしまったのであろう。しかし、クソババアの一言で彼女はトラウマから脱する。観客も鬼婆の呪縛から解き放たれる。その爽快感は「キャリー」のラストシーンに匹敵する。 などと、書いてきましたが、けっしてホラー映画ではありませんよ。 「私たちが好きだったこと」で不安神経症を演じる夏川結衣もよかったが、対人恐怖症という心の病める清楚なお嬢さん役に、透明感のある美しい人、本上まなみがぴったりはまり役です。 ただ、TVでは暗い家の中とか、図書館前の木陰では、彼女の微妙な顔の陰影が見にくくて残念。これからDVDで見る人は部屋を真っ暗にして見て下さい。また、エンディングのテーマ曲鬼束ちひろの「茨の海」もいい。 映画を見てから、本上まなみを思い出しながら、原作を読み直すとまた泣けるよ。
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